やっとミックスボイスが「見えた」。
ミックスボイス習得のため、Youtubeとネットを参考に独学を始めて1ヶ月。
今日やっとミックスボイスが見えてきたので、この貴重な日々の備忘録としてこの記事を記したい。欠損がないよう出来るだけ情報量を多くしているため、読みにくいのはご容赦いただきたい。
今日出来たことを大雑把に言うと、
・初めてG付近の「ミックスボイスらしき細い声」を「歌に使えるレベルの声」にできた
・と同時に、ミックスボイスと地声が一本化できた
細かく言うと・・・
・久保田利伸「LA-LA-LA Love Song」のサビなどの部分を、明らかに裏声ではない声で歌えるようになった。地声が混ざっている感覚もあるので、ヘッドボイスではないはず。
・今まではG付近で裏声よりは芯のある「ミックスボイスぽい声」は出せていたが、極端にか細く、音量もない声だった。歌に使えない声のため、当然地声と滑らかに繋がらない。地声を無理やり裏声っぽく弱くして繋げようとしたりしていた。
・その「頼りないミックスボイスのような声」に息を通すことができるようになった=「歌に使える声」に達した。地声のように扱える裏声、のような感覚か。
・その発声イメージは裏声。首から上は裏声を出すような状態で、お腹から鼻の裏側にかけて、鼻裏でシューシューと感じる息を通す。どっちかと言えば細くて鋭い息。太く厚い息ではない。
今まで裏声・ミックスボイス(のような声)は首から上だけで歌っていたような感じだったのが、お腹から鼻の裏側まで1本の息が通ったような感じ。
・一度「裏声に息が通せてしまえば」、息の強さと量をコントロールできる=声の太さを変えられる
息を当てる位置を変えられる=より多く共鳴させられる
共鳴が増すと、より地声っぽくなる。
現時点でまだ声帯閉鎖は意識していないため、息漏れの多い声だが、このままでも(以前に比べると)歌に使えるレベル。
・コツがわからなくなって見失ったら
まずは中高音(G付近)~高音を出来るだけ頭部共鳴させるように裏声で出す。そのイメージで、中低音も同じように声を出すと滑らかに繋げられる声が出る。(高音と同じイメージで中低音を出す。)
まずは「LA-LA-LA Love Song」のように地声で歌う音階の少ない(キーが高い)曲で練習すると良いと思う。第一段階として、中高音~高音を滑らかに安定して歌えるようにする。
・当然の事だが、 ミックスボイス習得のためには、地声だけ、裏声だけの発声にならないようにする。ともにうまく頭部を共鳴させて、お腹から鼻の裏側に1本の息を通すイメージで。息さえ通れば歌声のコントロール(声の太さや響きを変える)はたやすい。
つまり、息が通れば滑らかに音階移動が可能。
地声に裏声を混ぜるイメージは現在の私には難しい。
今日は「地声の音域を裏声で出してみる」と、自然にミックスになっていた。
・私の地声の最高音はG。喉に力が入るため、曲によってはA#も歌に使えない。声域は狭い方。低音は過去のトレーニングのお蔭で力みのないナチュラルな声が出せていると思うが、中低音から喉締めの癖がとても強い。ミックスボイスを習得したいと思った理由のひとつ。