ミックスボイス習得は難しくない
ミックスボイス習得は難しくない
理由①
ミックスボイスを「見つける」のは難しくない。
ミックスボイス習得は難しいと言われる。それはその通りだろう。
だが、私は1ヶ月でミックスボイスが「見えた」。完全習得して歌に使える状態まで持っていくのはもちろん長い月日がかかるだろうが、いったんミックスボイスが「見えて」しまえば後はそれを育てていくだけ。
「見えた」のレベルはもちろん個人差はあるだろうが、「見える」までは早い!と思えば心理的に楽。
理由①での結論
ミックスボイスを「見つける」のは難しくない。
理由②
コツさえわかれば習得は出来るはず。
Youtubeでミックスボイスを習得している人の動画を見ると、ミックスボイスを歌に使えてはいても、歌がクソ下手な人は多い。
「クソ下手」というのは「歌のセンスがない」ということではなく(もちろんそれもあるけれどここで話す事とは別)、「発声が下手」ということね。要するに、「聞き苦しい歌」を指す。
ここからわかることは、ミックスボイスを習得するために「プロレベルの完璧な歌のスキルや筋肉などのフィジカル」は必要ないことがわかる。
理由②での結論
ミックスボイス習得に 「プロ並みの完璧な発声」は不要。それはミックスボイス習得してからゆっくり挑戦すればよい。尻込みするな!
理由③
徹底して科学的にトレーニングすれば習得は早い。
ミックスボイス習得が難しいのは、「今までの癖が抜けない」ことに尽きると思う。適当に歌ってミックスボイス習得出来るのなら、プロ歌手はみんなミックスボイスで歌えているはずだが、デビュー後に発声がミックスボイスに変わったプロ歌手というのはほとんど聞いたことがない。(ミックスボイスで歌っているか否かは非常にあやふやな所があるが、それに関してはまた別の機会に。)
特に日本人歌手は地声のみで歌っている人が非常に多いし。「うまく歌えること」と「ミックスボイスで歌えること」は全く別である。
「適当に歌っていてミックスボイスは習得出来ない」イコール、「徹底して科学的にトレーニング」すればミックスボイスは習得出来るはずだ。
ミックスボイス習得期間中は「今までの癖を徹底的に取り払う」事に集中し、決して今までの「自分が気持ちよく歌える地声だけの発声」では歌わないこと。地声発声の癖が戻ってきてしまう。そのためミックスボイスが見えるまでは、間違っても友人の前で「うまく歌おう」としないこと。カラオケは禁止で良いと思う。
理由③での結論
ミックスボイス習得出来ないのは、「徹底」出来ていないだけ。
理由④
ミックスボイス習得のトレーニングは、歌がうまくなるための一つの手段でもある。
先程 「うまく歌えること」と「ミックスボイスで歌えること」は全く別である、と書いたが、ミックスボイス習得は力みを取ったり、息をコントロールするためのボイストレーニングでもある。
そのため、最悪ミックスボイス習得が出来なくても確実に歌はうまくなるだろう。そう考えれば、その練習は苦にならないはず。だって、みんな最終目標は「ミックスボイス習得」ではなく、「人を感動させる歌を歌う」ことでしょう?
理由④での結論
ミックスボイス習得の過程で、あなたの発声は確実に良くなっていくだろう。それでも諦める?